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ちびくろ・さんぼ/ヘレン・バンナーマン
ちびくろ・さんぼ
ちびくろ・さんぼ
ヘレン・バンナーマン, フランク・ドビアス, 光吉 夏弥

作:ヘレン・バンナーマン
絵:フランク・ドビアス
訳:光吉夏弥
出版:瑞雲舎


私くらいの年代の人はよく知っているお話だと思います。
人気のあるお話だったけれど、差別的な表現があるということで出版が久しく途絶えていました。
それが改めて2005年4月に刊行されていたんです!


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迷うことなく、すぐに買ってしまいました。
この時の私には虎が木の周りをぐるぐる回り過ぎて、溶けてバターになったという下りしか記憶にありませんでしたが、子供に読み聞かせながら改めて楽しく読みました。

ちびくろ・さんぼはお父さんとお母さんに、赤い上着と、青いズボン、紫の靴に緑の傘を買ってもらいジャングルに出かけます。
そこで虎に会って食べられそうになります。
さんぼは虎1匹ごとに上着、ズボン…と一つずつ食べない代わりのプレゼントとして素敵な洋服や傘をあげていきます。
服や靴をもらった虎たちは、それぞれ「自分が一番立派な虎だ」と言い争いを始めました。
その内、お互いの尻尾に食い付き合い、木の周りをぐるぐると回り、最後には溶けてバターになってしまいました。
さんぼは洋服と靴と傘を取り戻し家へ戻ります。
後から来たお父さんが虎のバターを見つけて持って帰り、お母さんがそのバターでホットケーキを作ってくれました。
美味しいホットケーキをお母さんは27枚、お父さんは55枚、さんぼは169枚食べましたというところでお話はお終いです。

さて、とても楽しい絵本なのですが、一つひっかかることがありました。
このちびくろ・さんぼ、絵を見る限りではアフリカの人のようです。
お父さんとお母さんの洋服を見ても、アフリカのどこかの国の人のようです。
名前もそうです。お父さんはジャンボ、お母さんはマンボ。
マンボはともかく、ジャンボはケニア、タンザニアあたりで使われるスワヒリ語でこんにちはという挨拶の言葉です。

しかし、虎(ベンガル虎)が出て来るように、舞台はインドなのです。
その証拠に文中に虎が溶けて「ばた」になったと書いた「ばた」の後に「(いんどでは”ぎー”といいます)」と書いているのです。
インドでは「バター=ギー」ではありませんが、ギーという物はあり、油脂分であることは間違い有りません。

つまり舞台はインドだけれど、出てくるさんぼたちはアフリカンなのです。
白人の目から見た、アジア・アフリカ、有色人種というものが、少し見えた気がしました。
| タイトル◇た行 | 17:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
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